深大寺では毎年７月の下旬に「深大寺盆踊り大会」が開催されます。深大寺の盆踊りは木々に囲まれた深沙大王堂前の「深沙の杜」に全高１２ｍの二段やぐらを設営した会場で行われます。森の中、抜群のロケーションでの盆踊りですので、ご来場頂いた方々には大変好評をいただいております。

元々盆踊りは「お盆」の時期に迎え火を焚きご先祖をしのぶお祭りでした。近年忘れられがちですが、深大寺では盆踊りの起源とされる「御詠歌」で迎え火を焚き「精霊まつり」を開演時に執り行います。これも他ではまず見られない行事で、厳かな雰囲気を盛り上げています。

近年、盆踊りといっても一部の人たちだけが踊り、一般のお客様は見ているだけ、というような風潮が他の盆踊り会場ではよく見られますが、深大寺の盆踊り大会は沢山の踊り手がいらっしゃって、二重三重の輪になり、老若男女問わず踊りに参加して頂いております。