トップページ > 切子灯籠・七夕飾り
深大寺ではお盆の時期、切子灯籠が飾られます。 切子灯籠とは江戸時代から飾られ、悪霊を除け、煩悩を降伏する魔除けの意味があり、御佛や祖霊を招く御灯りとして、亦先祖の供養や家族の無事息災等の御燈明としてお盆の月に飾られるものです。盆灯籠の一種で、灯袋の部分が立方体で各角を切り落とした形に白紙を張り、下に仏の名号入れた幡を下げたものです。 深大寺では周辺各店舗にも切子灯籠が配られ、五色の幡がつき、華やかなものとなっています。 |
参道では7月頃、七夕飾りが飾られます。イベント等は特に行われませんが、各お店が七夕飾りを盛大に飾り付けます。それぞれのお店が個性的な飾り付けをしているので、梅雨空の中でも、参拝客の目を楽しませています。 また、店舗によってはお客様用の短冊が用意してあるので、お客様それぞれが自由に短冊に願い事を書いています。 深大寺と七夕というと一見関係の無いような感じもしますが、元々深大寺は深沙大王という水神様が起源で、その深沙大王の伝説では若い男女の仲を取り持った恋の神様として描かれております。したがって七夕の「おりひめ」と「ひこぼし」の物語にもおおいに通ずるものがあるように思えます。 最近、深大寺には若い男女のカップルがずいぶん目立つようになりました。深沙大王と七夕の伝説で深大寺でたくさんの恋が芽生えていることで、深沙大王様も大変喜ばれているのではないでしょうか。 |