トップページ > 梵鐘
現在の梵鐘は 山門の向かって右手にある鐘楼につり下げられています。この梵鐘は平成13年8月15日に新鋳され、平成新鐘と呼ばれ朝・昼・夕と1日に3回撞かれて深大寺周辺に時を知らせています。 旧梵鐘は、総高125.5p、口径68.8pのすんなりとした形姿の銅鐘で、鎌倉後期の特徴をよく示しています。太平洋戦争の接収を免れたこの銅鍾は永和2年(1376)の銘があり、東京都内では阿弥陀寺の銅鍾、真福寺の銅鍾につぐ古鍾で昭和38年(1963)2月に国の重要文化財に指定され、現在は、釈迦堂に安置されています。ひび割れのあるこの梵鐘の音は独特の響きで、深大寺の時を永きにわたり刻み続けていました。 平成新鐘 旧梵鐘 |